年収1億円の株式投資

株式投資記録と分析

ルチル・シャルマが予測するアメリカの未来

ルチル・シャルマとは

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの新興国市場およびグローバル・マクロ担当ディレクター

新興国市場で250億ドル、その他マクロ関連で150億ドルを運用し、世界で最も多くの資金を動かす投資家の1人。前著のブレイクアウトネーションズの各国の予測は見事で、大ベストセラーとなる。また、世界の「トップ・ヤング・リーダー」及び「世界の頭脳100人」にも選ばれている。

 

未来予測の格付け方法

  • 2015年から今後5-10年の予想
  • 10の評価基準を10段階で採点し「優秀」「平均」「劣等」に分類

↓評価基準の詳細は、こちらを参照して下さい↓

toushibito.hatenablog.com

 

アメリカは『優秀』⇒『優秀』を維持

  • 移民の影響で生産年齢人口が多い
  • 投資が活発(特にハイテク産業が良い投資バブルを生み出している)
  • シャールガスも良いバブル(ただしバブルがはじける可能性も)
  • ITなどへの過剰な報道=好景気がピークに差し掛かっている可能性もある
  • 倹約生活への転換で経常収支赤字がGDP比3%に(危機から脱出)
  • 怒れるポピュリズムの台頭で政治サイクルに悪いサインが点滅
  • 良い億万長者が多く、利権や汚職が少ない

 

南米の注目はアルゼンチン『劣等』から『優秀』に急浮上

  • マウリシオ・マリク新大統領の改革に期待
  • 資本政策を撤廃し、ペソを輸出競争力が出るまで下落させた
  • 輸出税の削減と農作物輸出の関税の数量割り当ての廃止
  • 電力水道補助金の廃止
  • 中央銀行の独立性の回復

 

南米の雄ブラジルは最悪の状況は脱したが未だ『劣等』

 〇 改善点
  • メディアが経済破綻国ブラジルの報道に飽きた⇒チャンス
  • 通貨が割安(通貨安からくる輸出の国際競争力増)
  • キャピタルフライトが起きていない
  • 経常収支赤字がGDP比3%に(危機から脱出)今後黒字化予想
  • 鎖国政策の見直し

 

中南米の優等生メキシコ『優秀』

  • 米国の隣国の地の利(製造業の拡大)
  • 製造業への投資増=石油依存の低下40%⇒10%へ(原油市場に国内経済が左右されない状態になった)
  • 寡占企業の分割
  • 税金の徴収の拡大と社会インフラへの投資
  • パイプラインの整備による電力料金の低下⇒海外からの工場の移転
  • 経済成長率3%