年収1億円の株式投資

株式投資記録と分析

ルチル・シャルマが予測するヨーロッパ・ロシアの未来に明暗

ルチル・シャルマとは

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの新興国市場およびグローバル・マクロ担当ディレクター

新興国市場で250億ドル、その他マクロ関連で150億ドルを運用し、世界で最も多くの資金を動かす投資家の1人。前著のブレイクアウトネーションズの各国の予測は見事で、大ベストセラーとなる。また、世界の「トップ・ヤング・リーダー」及び「世界の頭脳100人」にも選ばれている。

 

未来予測の格付け方法

  • 2015年から今後5-10年の予想
  • 10の評価基準を10段階で採点し「優秀」「平均」「劣等」に分類

↓評価基準の詳細は、こちらを参照して下さい↓

toushibito.hatenablog.com

 

経済好調のドイツは『優秀』

  • 労働コストの低下で輸出競争力増
  • 財政とインフレの安定
  • 悪い億万長者が少ないGDP比1%)

 

ブレクジットで揺れるイギリスは『平均』

 ✖ 経済の過剰感がピーク(不動産の高騰、賃金が2倍の速度で上昇

 〇 民間債務の減少と高い人口の伸び率

 

ヨーロッパの病人フランスは『劣等』

  • 過度な政府の介入
  • 政府支出の拡大(51%から57%へ)
  • 民間債務の対GDP比増加(16%増
  • イスラム系移民とのトラブルとテロの脅威

 

ポーランドチェコルーマニアの東ヨーロッパは『優秀』

  • 地の利によるドイツの影響(工場の進出)
  • 財政の健全化に成功

 

完全な劣等性ロシア『劣等』

  • 3%のマイナス成長と15%のインフレ
  • 石油依存度が高過ぎる(国際商品市場の影響)
  • 生産年齢人口の縮小
  • 国内投資の低下(GDP比20%未満 新興国で最低

 

トルコと中東の将来は暗い『劣等』

  • 民間債務の上昇(GDP比35%増
  • 貧弱な輸出産業
  • ポピュリストと民族主義の台頭